ドコモ・AU・ソフトバンクの3大キャリア、すべてを使った経験がある私がMNPで格安SIMのOCNモバイルONEに移行して、約1ヵ月半が経過しました。この時点で私が感じたOCNモバイルONEのメリットとデメリットをまとめてみました。
OCNモバイルONEにしたおかげで、以前に比べてすごい節約になってるがなぁぁ!
その分、アバズレ女の居る場末のスナックに入り浸りになっとるがなぁぁ!!
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格安SIMのOCNモバイルONEと3大キャリアの違う点はやはりスピードだった
加入当初からの懸念材料だったデータ通信のスピード。やはりこれが最低限担保されないと3大キャリアから移籍するメリットは無いと思いますが、3大キャリアと同等のスピードを最初から期待するのはムシが良すぎるかもしれません。
そこで私が体感的に感じたことをメリット・デメリットに分けてお伝えします。ただし、スピードテスト等の詳細なデータは記録していません。あくまで体感的な感想ということですので、あらかじめご了承ください。
日常的に使用する際に感じたメリット
私は自宅と職場ではWi-Fiを使用しており、外出時しかデータ通信は使用しません。また、外出時はなぜか違和感があるのでフリーWi-Fiもほとんど使用はしません。
そんな利用環境ですが、肝心なのはどのような用途でネットに接続させているかという点です。私は外出先ではYouTube等の動画サイトはほとんど見ません。私の接続先のベスト3はこうです。
- LINE・Twitter・Facebook等のSNS
- Yahooニュース等のニュースサイト
- アプリ経由での予約や確認作業
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ポケモンGO
①と②のSNSとニュースサイトにに関しましては、あくまで体感的に3大キャリアと変わりなく、まったくノーストレスで常時接続可能です。ただし、たまにSNSから動画をタップすることがありますが、
その時は少し遅いと感じることは否めません。しかし、それは「重い」とまではいかなく、「ワンテンポ遅れる」っと感じる程度です。
③のアプリや一般サイトへの接続はほとんどストレスは感じません。
④は以前に良く遊んでいたので、OCNモバイルONEで試してみましたが問題はありませんでした。
日常的に使用する際に感じたデメリット
これは移籍前から情報としてインプットしていましたが、朝の出勤時間帯とお昼休みの時間と夜の7~8時は毎回ではありませんが、「少し重い」と感じます。
ただ、私自身が大きなストレスを感じない程度なので問題なく使用可能と判断しています。しかし、そんな私も一度重いと感じたときにスピードテストをしたことがあります。
その時の数値はダウンロードで1.2メガ程度でした。遅すぎるか?もしくは充分だ!と感じるかはアナタ次第です。
ただし、本当に「これはダメだ!」と感じたときがあります。それは大人数が集まるイベント会場で感じたことでした。
私はスポーツ観戦が大好きなので、よくスタジアムに行くのですが、試合中の合間の時間(野球ではイニング間の時間・サッカーではハーフタイム)ではデータ通信が集中するので当然速度は遅くなります。
これは3大キャリアでも感じたことですが、格安SIMのOCNモバイルONEでは如実に痛感します。これもあくまで体感的な感想ですが、「遅い・重い」と感じるよりも、「待たされる・後回しにされる」感が強いです。
ニュアンス的に伝わりにくいかも知れませんが、ドコモに回線を借りているOCNモバイルONEの宿命と言えるかも知れません。ただし、試合中等の混雑する時間帯を避ければ、特に問題ありません。
OCNモバイルONEは独自の電話アプリを使って通話すればお得だが不便に感じる事が多い
つづいて通話品質と電話アプリの利便性をお伝えしましょう。MNPでOCNモバイルONEに移籍する際に、家電量販店の担当していただいた方から『これがOCNモバイルONEの最大の難点かも知れません』と説明がありましたが、実際に使用してみて私も担当の方が言いたかった根拠が分かりました。
OCNモバイルONEの通話機能の最大のメリットは通話料の安さ!
OCNモバイルONEで通話する際の最大のメリットはやはり格安の通話料です。これはオプション加入が必須となりますが、私のような電話利用者には最大級のメリットが感じられます。私の通話事情は次の3つです。
- ほとんどの通話が10分以内で終わる
- たまに10分以上になるが、月に1~2件程度
- 特殊番号(0570等)の利用が極端に少ない
これであればOCNモバイルONEの通話オプションですべて網羅されます。特にOCNモバイルONEは無料通話時間が10分の設定です。他の格安SIM会社では、ほとんど5分の設定です。オプション料金の差はあるでしょうが、これは私にとっては移籍を決めた、大きな要因となりました。
OCNモバイルONEのオプション料金の詳細やキャンペーンの内容は、格安SIMのOCNモバイルONEにMNPでauから乗り換えたよ!をご覧ください。
あと、通話品質ですが若干ノイズが入る場合がありますが、この点に関しましては3大キャリアと比べても問題ない程度のクオリティだと思います。
OCNモバイルONEの通話の最大のデメリットはアプリが面倒クサイ
私はiphoneでOCNモバイルONEを利用していますが、通話する際にiphoneの電話アプリを利用すると割引の適用外となるため、
OCNモバイルONEの独自の電話アプリを利用する必要があります。(例外の使用方法は他にもある)しかし、この電話アプリが面倒な点がいくつかあるので、それをお伝えします。
- 不在着信があった場合、折り返しの電話をわざわざ独自の通話アプリに振り替える必要がある
- 非通知で発信したい場合、184以下の番号入力がペーストできない
- 使い慣れるまで、毎回毎回独自アプリを使用しなければならないことに面倒クサさを感じる
①が最大のデメリットと思います。着信はiphoneの電話アプリに通知されます。3大キャリアを利用していたときは、そのまま不在着信通知の相手の番号をタップするだけで、折り返し電話をかけることが可能でしたが、OCNモバイルONEはその作業をしてしまいますと、割引料金は適応されません。
私も移籍当初は何度かこの間違いを繰り返し、通常料金が加算されました。独自アプリから発信していれば、料金が加算されることはありませんでしたが、この点が一番のデメリットと感じます。当面は慣れるしか手はないと思いますが、改善されることを強く希望します。
②はたまに感じることですが、特定の相手に非通知発信したいときに相手の電話番号をコピーして、そのままペーストして発信したいのですが、
先頭に184を手入力した後にコピーした相手の電話番号をペーストすることができないので、いちいち手入力しなおす必要があります。とても面倒クサイです。ここも早急に改善されることを強く希望します。
③は前述のとおり、移籍当初は面倒だと感じていましたが、最近は慣れてきました。
ここまでのまとめ
ここまでメリットとデメリットをお伝えしてきましたが、OCNモバイルONEを約50日使用してきた私の感想としましては、今後も継続して利用するメリットは大きいと思います。
それは最終的に「3大キャリアと比べて各段に安い料金」という点にたどり着くのでしょうが、データ通信と通話も私的にみて充分な許容範囲と思えるからです。
OCNモバイルONEのデータ通信を使って、頻繁に大きなデータや動画配信を利用される方はデメリット面がクローズアップされることが想定されることも事実ですが、現時点で私が感じた「OCNモバイルONEを約50日使ってみた感想」をお伝えしました。